地下鉄ニューデリー駅で下車すると、ふだんの海外旅行感覚で「food」の案内へすいよせられた。しかし、工事中で塀に囲まれていた。グーグルマップによると、ホテルのあるパハールガンジエリアのホテルまでは徒歩で10分。キャリーバッグを引いてもそう遠くはなさそうなので歩いて行くことにしました。
地下鉄ニューデリー駅からホテルへ行くには、国鉄ニューデリー駅を通過するのですが、人がたくさんいる。たくさんいるでは表現しきれない程の人がいる。混沌、カオスを目の当たりにした感じでした。
国鉄ニューデリー駅の手前でよく分からないまま、動かないエスカレーターを下りる。駅構内へ行こうとする若者が、Deli Police によって封鎖された上りエスカレーターの柵を越えてジャンプして国鉄駅へ向かう。 警察官が「コラーッ」と大声を出して長い棒で柵を叩いて威嚇する。駅から離れようとしている私は出してもらえた。
そこで、UberTaxiを呼ぶと、近くには来ているとのこと。しかし、土地勘がなくてそこまでたどり着けない。Uber待ちの間にも、「500ルピーでリキシャに乗らんかね」と、三輪バイクへのお誘いが嫌になるくらいたくさん来る。相場は50ルピーなので、ぼったくられないように必死だった。
ここならUber来てくれるかも、と薄暗い階段を降りたが、そこはバス乗り場で、Uber召喚は上手くいかなかった。
ここで再びグーグルマップを見た。地下鉄ニューデリー駅から国鉄ニューデリー駅へ向かい、陸橋を越えるとホテル方面へ行ける。そこで再びチャレンジしましたが、人が多すぎて直進できません。通路の中央にある柵が何の柵だか分からないまま人に流されて左の方へ進みました。このままでは乗る予定のない国鉄駅へ流される感じがあり、「sorry 、excuseme」を繰り返して人混みから必死に抜け出しました。
再びUberをよぶか、と薄暗い階段を下りようとしたところ、階段を上ってきた若い男性2人が「ブブ」と言いながらすれ違いざまに···
なんと、その一人が私の胸を軽くつかんできたのです。内心「キャー!!!痴漢だぁ」と驚き、恐怖を覚えると同時に怒りが湧いてきました。日本語で「触るな こんにゃろー」的なことを相手に聞こえる声で言いました。キャリーバッグで殴りかかりたかったのですが、ナイフで刺されたり、階段から突き落とされるのも嫌だったので、その場を離れて明るい場所へ向かいました。キャリーバッグとバッグパックを持ち両手がふさがった状態だったのも良くなかったのかもしれません。
やっとの思いで明るい場所へ行きました。そもそも、女性1人で行動している人は周りにいません。女性グループやファミリーしか見当たりません。そもそも夜遅くインド的な見た目ではない女性一人でいることがおかしかったのです。
はじめにUberを呼んだ場所で再びUberTaxiを呼ぼうと試みるが、マッチングしません。たくさんのオートリキシャの運転手が声をかけてきました。相場50ルピーのところ、200ルピーのオートリキシャに乗リました。時間はすでに22時だった。ニューデリー駅で3時間もうろつくなんておかしい。500ルピーでもいいから乗れば良かったのです。
オートリキシャに乗ると、運転手とは別にもう一人の男が乗ってきました。オートリキシャが動きだすと、あそこのホテルは2000ルピーだ。あそこは1500だと、勧められました。ホテルの名前を何回も聞かれるとイライラしてしまい、「ホテルにいって」と少し大きな声で言うと「マップあるんでしょ。ここは左?」と聞いてきます。地図をみるのは苦手なのですが、なんとか答えていると…とんでもない渋滞にハマりました。
運転手の隣に座る男から「近いから歩いて」とオートリキシャを降ろされ、そこからは、正確なのかも分からないグーグルマップを信じて歩くしかなかった。運転手からすると、カモにならないうるさい客だったのでしょうね。
夜遅く女一人で見知らぬ土地を歩く心細さは忘れられません。
ホテルのネオンが見えた時には涙が出そうになリました。

写真は、途中下車させられたオートリキシャの中から撮った写真です。運転手の隣に座る男性の手が写っています。

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